株式会社ヒロセで行っている低濃度PCB廃棄物運搬の手順を紹介します。

低濃度PCB廃棄物の運搬手順

運搬車両と対象廃棄物

運搬対応車輌
車種:搭載型トラッククレーン(ユニック)車
最大積載量:7800kg

低濃度PCB含有積み荷

PCBが混入している変圧器やコンデンサー

運搬手順

積み荷の確認

管理番号をチェックし、運搬物に間違いがないことを確認します。

内容物の液体の漏れが無い事を確認します。

吊り下げの安全確認を行います。

積込

安全確認を行いながら、車両搭載のクレーンで積込を行います。

液体漏れなどがある場合は、先に養生を行い、環境汚染が発生しないように対応します。

ステンレス製の液漏れ防止台に積み込みます。

万が一、輸送中に液漏れが発生しても、車外へ漏洩することはありません。

養生

積み荷確認時のチェックで液漏れがない場合でも、輸送中の液漏れ対策として、ビニール袋で養生します。

目視で液漏れが確認できる場合は、吸着マット等を使用して養生します。

すべての積み荷に対して養生を行います。

液漏れ防止台内に養生マットを敷き詰め格納します。

積み荷の固定

安全対策に万全を期すため、ラッシングベルトを使用し、すべての積み荷を固定します。

運搬

最後に飛散防止措置として荷台にシート掛けを行い、完了です。

安全運転で処理場まで運搬します。